ダイアン・ソーンといえば女囚もの
ダイアン・ソーンを超えた女囚女優はいない
ダイアン・ソーンを超えた女囚女優はいない
1975年カナダ 96分
監督:ドン・エドモンズ
製作:ハーマン・トレーガー(デイヴィッド・F・フリードマン)
出演:ダイアン・ソーン
お約束ではありますが映像の性質上画撮をそのまま貼ると色々問題になりますので
ことを最初にお断りさせていただきます。
さて、この映画ですが実在のイルゼ・コッホからヒントを得て作られたかのようなタイトルです。
実際はヒントくらいなもので史実に忠実とかはまさにエクスプロイテーション映画のそれです。
内容も通常のエクスプロイテーションではあるのですが、本作の強烈なイメージがヒットしたようで
ダイアン・ソーンはこのイルザシリーズが代表作となりました。
2020年に逝去されましたが同年、イルゼ・コッホかどうかはわからないものの
彼女がいた収容所のものであろう人の皮で作った表紙のアルバムが発見されるなど
何らかの因縁はあるのかもしれませんね。
ストーリーは女囚もののテンプレといえるもので
女囚が連れてこられ
拷問され
女看守はセックスをして
大脱走が起きて
最後に殺されると。
このシチュエーションは低予算セクスプロイテーション映画にドンピシャで
セクシーシーンと残酷シーンを容易に無理なく登場させられかなりの数が量産されました。
特にこの作品は初期のものであり且つ全体的なクオリティ下限が高かったのと
なにしろ主演のダイアン・ソーンの妖艶さと巨乳で一番有名で収益性も高かったのではないかと。
数多い女囚ものの中でも映画としてのつくりが一番マトモなのは本作には間違いありません。
本作で特にこれぞB級映画だなあというシーンと言えば
高官が視察に来た際のおもてなしのテーブルで首をくくり吊るした女性の足元に氷の踏み台を置いて、
時間が経って氷が溶けたときに絶命するシステムですね。これには高官も大喜びです。
そう、単なるエロではいけません。ちなみにこの高官はその後女看守に聖水プレイを要求します。
ただの変態でした。
女囚ものの中でも非常に入手性がよいので女囚ものの初手には是非これを見ることをオススメします。
ダイアン・ソーンが刺さった方は是非シリーズものや女体拷問人グレタを。
こういうシチュエーションが刺さったかたは他の女囚ものにも是非手を出してみてください。
女囚ものには典型的B級映画としてのエピソードが実はあるのですがそれはまたの機会に。